watch music video
1st
オリジナル曲
4:15
ランタイム
60
制作時間
overview
孤独と永遠の重みをめぐる、時の瞑想
Daydreamは、hololive English -Council-の「時の監守」Ouro Kroniiが2022年2月21日にリリースした初のオリジナル曲です。歌詞には、誰よりも長く生き、万物の終わりまで流れる時間を見守る運命を受け入れた、ほろ苦く切ない情感がにじみます。タイトルも当初は「Nightmare」でした。マネージャーが「Daydream」へと改め、そのメランコリーはより淡いほうへ傾きました。LUMINAはMVエディターとして参加し、この時の孤独を映像に写し取りました。
role & scope
時間と孤独のナラティブを支えるMV編集
ミュージックビデオには、「時の監守」というキャラクターを捉える映像言語が必要でした。時計の機構、時間のメタファー、そして通常の時間の外側に独り在ることの孤立感です。TVシリーズ「Loki」に着想を得て、分岐するタイムラインを表す光の柱と流線のデザインを取り入れ、hololive Englishのロアを読み解いた輝く筆記体のテキストで支えました。どのシーンも単体でデスクトップ壁紙として成立するよう設計したため、構図とバランスは最後まで細かく詰めていきました。
MV EditorMotion GraphicsVisual Direction4K Rendering
full credits
CompositionTatsuya Yano
LyricsKota Morita
Movie (MV)LUMINA (LMNQ)
VocalsOuro Kronii
process
NightmareからDaydreamへ、時間をめぐるストーリーテリング
クリエイティブディレクションはKronii本人からありました。時計の針の音とモノローグを入れ、「時の監守」というキャラクターを際立たせてほしいという注文です。このオーディオの錨が編集の軸となり、シーンごとに時間の経過を刻みます。サウンドデザインが映像と同じ重みの構成要素になったことで、従来のミュージックビデオの枠から一歩外れた仕上がりになりました。
「Loki」から得た着想のとおり、分かれてはまた重なるタイムラインを光の柱と流線で描き、輝く筆記体のテキストがhololive Englishのロアを画面に織り込みます。制作には4Kレンダリングを含めおよそ60時間。どのシーンで止めても一枚の壁紙になるよう、フレームごとに構図を詰めました。
この作品の映像は、時間の機構と感情の響きのあいだで釣り合いを取る仕事でした。時計のイメージ、タイムラインの視覚化、テキストがひとつに重なり、「見守る者の重荷」についての瞑想を形づくります。すべての瞬間を同時に見つめながら、どの一瞬にも留まれない。その感覚です。
MV still 01
MV still 02
MV still 03
impact
hololive English -Council-とのパートナーシップを拓いた作品
Daydreamを機に、LUMINAの協働はMyth世代を越えてhololive English -Council-へと広がり、新しいタレントと組む道も開けました。MVの完成度とディテールは、その後のKroniiのビジュアルアイデンティティが参照する基準になっています。
ハイエナジーなミュージックビデオだけでなく、孤独や時間の哲学を掘り下げる内省的な物語も扱えること。それをこの作品で示しました。4Kレンダリングと壁紙品質のフレーミングは以後のシグネチャーとなり、hololiveネットワークとの後続の仕事全般で、MVの構成と仕上げの土台になっています。